大東会館 過去の活動の記録

大東会館のホームページ上において行つてゐた案内・告知を掲載

武徳(武士道)研究会

第5回例会ご案内

御講演「昭和の侍たち」 講師・神屋二郎先生
 6月は不二歌道会代表の神屋二郎先生に御講演戴きます。御年86歳となられた先生のこれまで出会はれた国士、昭和の侍たちの思ひ出をお話し戴きます。その潔さ、皇室を尊ぶ「忠」の精神、またその死にざま等、武士道を学ぶ上で、大変示唆に富むお話です。
 平泉澄博士は、昭和8年『武士道の復活』を著されました。これは、裏を返せば、大正時代以降武士道精神が低迷してゐた事を示すものでありませう。そこで、昭和に於いてどのやうに武士道が復活し、継承されて来たかを学び、その道統を後輩に伝へてゆく事こそ、平成の御代に武士道を研鑽する者のひとつの務めでありませう。
 書物を紐解き、いにしへの武士道の奥義を学ぶ事も大切でせうが、実際に武士道が如何に現代に継承されてゐるか、その生きた精神を直に学ぶ事こそ肝要かと思ひます。私共は、ただ単に好古趣味で武士道を学ぶのではなく、温故知新・稽古照今の精神で、今現在に自らのうちに武士道精神を体し、平成の御代に少しでもお役に立てる日本人たらむと願ふ者であり、これはまた本会自体の目的でもあります。
 今回、昭和の侍たちのお話を戴きますが、会員各自の心で、生きた武士道瀬の精神を感得、継承して戴ければ有難く存じます。


発表「大和魂等の語源について」
 前回、益荒男、もののふ、侍といつた言葉の違ひ、また大和魂の語について御質問がございましたので、お答へ致したく存じます。


輪読「佐久良東雄先生遺書」
 前回途中となつて仕舞ひましたので、引き続き、輪読してまゐります。


■日 時 6月9日(月)午後7時より
■会 場 大東会館 港区北青山3−3−27
■会 費 千円(懇親会費)