大東会館 過去の活動の記録

大東会館のホームページ上において行つてゐた案内・告知を掲載

武士道研究会

武士道研究会(平成二十年におこなはれた武士道研究会の記録)

武士道研究会 第一回例会案内 近代に於ける武士道精神の発露 発表者 大山晋吾 武士道とは何か。それは決してかつての武士だけに与へられた道ではなく、現代に生きる我々が引き継ぐべき処の日本精神、大和魂といつたものであらう。国史を通観すれば、必ずその…

武士道研究会

村上一郎と高橋和巳 藤本隆之氏 午後六時四十五分から七時四十五分 村上一郎と高橋和巳といふ取り合はせは、奇異に感ずる向きもあらう。確かにそれほど両者は交錯しなかったが、ここに三島由紀夫といふ補助線を引くと、あながちさう不思議な取り合はせともい…

武士道研究会

崎門祭斎行輪 読 谷秦山先生「炳丹録ノ序」 崎門祭は、山崎闇斎先生、並びにその門下の先生方の忠魂をお祀り申し上げる祭典です。闇斎先生は、江戸初期に生まれた朱子学者で、当時は朱子学が幕府の官学でした。朱子学の根幹は、大義名分を明らかにする事にあ…

武士道研究会

発表「歴史的ものの見方、考へ方」 現代人は、刀を持たぬ侍、いや「見識」といった懐刀を抱く侍と言へよう。如何にこの世の中を捉へ、見抜き、理想を実現してゆくか、己の見識次第で、人生を勝利に導く事もできれば、負けを取る事にもなる。従って、その人の…